不動産売買も不動産賃貸も個別取引 オーダーメイド
不動産取引の初心者の方は、簡単に考える傾向があります。
しかし現実に丁寧に行うと実務は、簡単ではありません。
一人一人売り主さんによって貸主さんによって売買内容、賃貸条件内容が変わります。
賃貸の場合
どんな条件でもいいので賃貸募集してくれますか？
こんなことを希望する大家さんはいないでしょう。
家賃は０円、契約期間無制限、礼金敷金０円家賃滞納OK、どんな動物を飼育しても、何の用途でもよい、火災保険もどうでもいい
賃貸条件と家賃査定は連動する
賃貸の場合も賃貸の条件によって家賃の相場が動きます。
たとえば猫をたくさん飼育できるマンションは高いでしょう。
ピアノを弾けるマンションも高いでしょう。
逆に条件が厳しいものは安くなるでしょう。
敷金４か月礼金４か月動物飼育できません。自転車置き場ありません。エアコンもついていません。
売買も同じ 一番最初はどんな条件で売り出すか？
建物なら長年使った古いままで、建物検査をしないで
売り出す場合ときちんと建物検査をしてきれいにリフォームして売る出す場合は全く売れる金額が変わります。
不動産売買と一括査定
不動産売買は一括査定というぐらい広告宣伝されています
が最初から一括査定する人が多いようです。
一括査定しても依頼する人は非常に少ない現実原因は？
売買を理解していないからでしょう。
不動産売買の全体像
売買は逆から考えると初心者の方でも簡単に理解できる
自分が買主さんになったつもりで考えるとよく理解できます。
売買は不動産とお金の交換です。
最後は建物引き渡しと代金の受け取り
買主さんの現金準備 銀行ローン審査
売買契約 手付金（預り金のこと）の受け渡し
買主さんとの売買契約内容の話し合い
買主さんに売買物件の内容につての説明
建物案内 内見立ち合い
売り出し物件の登録
売却に必要な準備作業 建物リフォーム、検査、飾りつけ
売り出し物件の売り出し内容決定
物件調査、価格調査
事前相談
こんな流れです。
売買にはほかにも検討すべきことがたくさん
税金制度
権利関係
登記
建築審査関係
不動産売買の全体像の理解なくして一括査定しても無意味
内容がはっきりしない金額査定は本来何の価値もない。
内容が確定した時点で大きく金額が変化する。
初心者に一番わかりやすいは、売買の想定練習、シュミレーション
一緒に議論するとわかりやすいのです。
最後は物件を引き渡してお金もらいますね？
その前は？
そうですね引っ越し
他には？
抵当権も抹消ですね
これは同時に行うことも契約時に約束していればできますよ。
他には？
境界の確定（隣接地地主さんの確認承諾が得られたもの）隅の測量図の事前確認ですね。
私道の場合は？
そうです。私道所有者の自動車の通行と工事のための掘削の承諾書の事前確認ですね。
その前は？
契約ですね。
その前は、契約書の内容を買主さんと話し合いますね。
その前は
買主さんの申し込みですね
その前は
売り主さんの売り出し手続きですね
その前は売り主さんの売り出し内容、条件の確定ですね。
その前は何ですか？
売り主さん自身で売り出し内容の決定ですね
こんな感じで実際に他人と質問形式で行うと何が問題か？
何をしないといけないかがわかります。
売り主さんや貸主さん自身が全体像を理解すると気分がすっきり
人間だれしも自分が理解できないものに不安があるものです。経験のないものは怖い、不安ですが経験が多いものは
難しいことでもあまり不安感はありません。
さて質問です。
売り主さんご自身が買主さんになったつもりで答えてください
境界が確定している土地とまだ境界確定が行っていなくて
境界確定できるかどうかわからない土地どちらを高く買いますか？
境界が定まっていない土地に家を設計することができると思いますか？
中古建物検査をしているものと、検査を行っていないもの
同じ金額で買いますか？
売買も賃貸も成功、失敗は売り主さん貸主さんの理解不足
ご本人の理解不足が、売買も賃貸も成功失敗を決めます。
売買賃貸事前相談会開催
売買も賃貸も事前相談できちんと全体像を理解することが大切です。
初回無料にしていますので不安な方は電話で予約してください。
令和元年９月２４日
中野区新井２－２－１松本ビル２階
不動産コンサルタント・相続診断士
森本和彦
相談予約電話 ０３－５９４２－７４０９
