あるお医者さん一家のお母さんの円満相続対策実例
今どこも相続セミナー大人気ですね。「相続大変です、対策しましょう。」マンション建てましょう。
しかし本当の背後の問題点は議論されていません。
今日は現実的な相続の問題を人間から考えてみましょう。
相続はもめるもの円満は例外あるお母さんの一言
あるお医者さん一家のお母さんの言葉にハッとしました。
「今はうちの子供も仲がいいけど、私がいなくなったら円満とはいかないでしょうね、うちの子供に限ってはないですからね」
人間の本質を見抜いていたお母さんの相続対策
このお医者さん一家のお母さんは、人間の本質を見抜いていました。紛争の原因をなくすための相続対策を生前に考えていました。
相続争いの原因がなければ紛争になりにくい
このお母さんの相続対策の戦略は、人間関係重視、分割重視です。
子供に均等に分けられるように、不動産を子供の数だけ購入し準備しておく方法でした。
打ち合わせはお茶を飲みながら雑談
打ち合わせは、お茶を飲みながらの雑談です。
自由に希望をただ聞いて雑談するだけです。
だた同行して相談相手
不動産の選定案や見学同行で私の行うのは、同席のみいいか悪いかは本人が決めます。
資料の収集や調査は私が担当し、現地確認や内容判断はお客様が行います。
不動産の選定は
将来を想定し、現金化しやすいものを提案しました。
相続人はみんな現金を欲しがっている
この考えは私の考えです。
この考えに近い不動産は、現金化つまり短期間に売りやすい
不動産です。
もらった人が金銭的な負担がないもの
収益不動産です。
総合的に駅近い、賃貸中のマンションを提案
お客様も現地を見て大変気に入られて購入されました。
令和元年5月18日
相続診断士・不動産コンサルタント
森本和彦