広告ではわからない不動産会社の種類と実態
不動産売却時に売主さんが最も迷い悩むことは何でしょうか?金額ですか?いいえ違います。信頼して売却を任せられる不動産会社探しです。
なぜ信頼できる不動産会社選びが難しい?
実態を知らないからです。10年以上の友達が不動産屋さんだったらどうでしょうか?
性格もよく知っている人が不動産会社さんだったら?
答えは簡単ですね。なぜか? 実態を知っているからです。
なぜ不動産選びが難しいもう一つの理由?
広告が実態と大きく異なるからです。
判断の前提となる情報である広告が間違っていると正しい判断ができるでしょうか?
しかし不動産会社の広告は本当のことは書きません。
不動産会社の社長の目指すもの 大会社のサラリーマン社長
短期の儲け 社長と言えどサラリーマンなので数年で終わりです。
成績によって給料も退職金も決まります。
成績が悪ければ首
短期間の売り上げですね やむをえません。
不動産会社の社員
社長の命令で働き給料をもらいっている。
決められた時間内に売り上げノルマ達成が第一です。
これで出世も給料もボーナスもすべて決まります。
不動産会社の種類 3種類
不動産会社には3つの種類があります。
買取会社、仲介会社、コンサルティング会社(+仲介会社)
売主さにとって楽なのは買取会社 ただしデメリット
一番楽なのは買取会社です。現在の状態で買ってくれますし、代金も多くの場合1か月程度で支払ってくれます。
仲介手数料もかかりません。
いいことづくめ? しかし楽だということはその数倍のデメリットがあります。
買取値段が安いのです。 仲介手数料の数倍(8倍くらい)安い買取金額になります。
仲介会社 現状で買い主探し 短期作業中心
現状のままで買い主さんを探すのが仲介会社です。
問題があっても問題付きで買い主さんを探すのです。
多くの場合買い主さんは一般の方で銀行から借りることができたら買いますという人たち。
高く買ってくれますが、代金は支払ってくれるかどうかは銀行融資判断次第です。
コンサルティング会社 売主さんの問題解決・希望実現 売却まで全体
日本では非常に少ないですが売る主さんに代わって売却が成功するように計画作りから、問題解決、関係者への説明売却まですべて行う会社です。
一番難しいのが問題解決・関係者への説明、協力取得業務です。
不動産会社選びは売主さんの希望で選択
損得でなく売主さんの事情や希望で不動産会社選びをするとよいでしょう。
令和3年9月8日
相続と不動産コンサルタント
森本和彦