安心の相続対策は相続ルールと重要ポイントを知ること
相続が心配な方が多いかもしれませんが、多くの方が正確に相続ルールを正確に知りません。出ないお化けを心配していたり、本当の問題点に気が付いていなかったりします。
中野杉並相続相談室ではまず「相続ルールを知り、本当の問題点を知るための調査をしましょう。そのうえで対策しましょう」を提案しています。
相続のルールは民法
相続のルールは民法に書いています。昨年から民法改正が始まりましたが、今年７月１日から完全実施されます。
まずこのルールを正確に勉強しましょう。
相続の重要ルール
相続が開始されると亡くなった方の全財産は、相続人全員の共同所有状態になります。
もちろん借金もです。
相続の重要なルール
相続財産の新しい所有者は、遺言があれば遺言で決定され、遺言がなければ、相続人の全員の話し合いで決定される。
相続人が最重要
相続人が重要です。相続人は、だれか？が重要です。
一般的に多いのはたぶんだれだれと勝手に思い込んでいるだけ
正確には、亡くなった方の生まれたときから死亡時までの戸籍をすべて集めて初めて相続人が正確に確定されます。
遺言が重要
遺言は所有者の最後の意思です。最後の法律行為です。
遺言があれば、遺言で相続財産の新所有者が決まります。
税金は？税法の手続きは所得税と相続税
人が死亡すると３か月以内に所得の申告と納税が必要です。
最後の確定申告です。
もう一つが、相続の状況によって変わるのが相続税です。
民法のルールと相続税のルールは異なる
民法は権利関係、相続税法は国が税金を取るための法律考え方が異なります。
たとえば生命保険金は？法律的には単なる契約者同士のものです。
しかし相続税法では、相続財産とみなして相続税の対象にしています。
相続の時の不動産の評価は売却した金額と大きく異なる
相続の時不動産を売却して相続税を支払う方も多いのが現実です。
弊社で担当するお客様も相続税が億単位の方もいらっしゃいます。
このとき相続税の不動産評価が問題となります。
相続財産 評価額は大きいが 売却すればマイナスの時が最悪
相続財産の現金価値正確に言えますか？
売却したらいくらですか？
プラス。
マイナス
マイナスの財産にも莫大な相続税 専門家の常識です
相続対策とは
最優先順位は、現実的にトラブルを避け、残された相続人が生き残ることです。
会社が継続し、自宅が残り、最低限の生活費とできれば現金収入源が残されることです。
このためには、相続税法と連動した対策が重要です。
間違った相続対策と正しい相続対策
間違った相続対策は、国税当局のメンツがかかって取り締まりと防止策が作られます。
国の方針で行われる相続対策は反対に優遇税制が行われます。
中野杉並相続相談室は総合的に最重要ポイントに焦点
中野杉並相続相談室は、相続対策の基本を重視しながら、最重要ポイントに焦点を当て総合計画を作ることに専念していきます。
令和２年１月７日
中野区新井２－２－１松本ビル２階
相続診断士・不動産コンサルタント
森本和彦
