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子供から見た頭の痛い相続問題は3つだけ対策は?

子供から見た頭の痛い相続問題は3つだけ対策は?

子供から見た頭の痛い相続問題は3つだけ対策は?

 

50代になれば、同年代の社長業の人たちとお話しすると一番の話題はやはり相続のことですね。子供の本音は3つ

遺産分割が大変なのは困るよ 事前に親が決めてね

現金以外は困るよ 特に未整理不動産と未整理会社

借金は困るよ 相続税の払えないのも困るよ

 

今回は子供から見た問題点を整理しその対策を考えてみましょう。

 

 

相続税払えるの?できるだけ現金で残してね

どこでも子供の気持ちは同じです。

現在の生活の負担が嫌なのです。心配なのです。

 

 

子供の願い 不動産と会社を残すのは困るよ

子供の気持ちとしては、相続での責任のほうが心配です。

特に精算が難しい会社と不動産です。

簡単に現金化できないのです。

 

 

相続税実際の負担は、税率表よりはるかに高い場合も多い

実際の相続税の税負担120%といえば損することがすぐわかるでしょう。

現実ですよ

相続対策は実態が重要 対策の前に税法の仕組みの理解が重要です。

税法の仕組みは死亡時に売却して現金ベースで評価して課税

このため路線価は少し譲渡経費と譲渡所得税が考慮されている場合があります。

前提は死亡時即日遺産分割可能

土地は相続税評価額で即日売却できる

 

 

相続税法の仕組み通りに理解して対策している人います?

相続で困るのは現実問題、相続税法通りの生活している人がいないことです。

相続財産は現金だけ、相続人は一人子供だけこれなら相続税法通りです。

 

ルールには逆らえない多くの人の誤解  専門家の常識

戦後戦争に負けて、民主国家になりましたが、日本も実は統制国家です。自由といえないのです。正しいことが通らないのです。

役所が非常に強い力を持ち、ある意味法律も自由に運用できます。

法律の条文に危ないことがたくさん書いています。

具体的判断は、役所です。

裁判所も役所です。人事は国が握っています。

役所は財産はいつでも税金で徴収できる。こんな感じでしょう。

相続税のルールは変わらないなら国の合法ルールで事前対策

最悪の事態にならないように

相続放棄の準備をしておく

相続財産は親が元気なうちに整理しておく

会社は清算の準備をしておく

不動産は売却に準備 問題を解決をしておく

 

できれば円満に対策 事前対策費用

財産分けを親が元気なうちに決定してもらう

財産の整理を親に決めてもらう

遺言、家族信託、任意後見を事前に親に決めてもらう

会社の方針について親に決めてもらう

 

 

円満相続のための円満親族会議の開き方

普段から家族で懇親会を行っているところはいいですね。

親中心、親孝行の子供たちの姿を私もたくさん見てきました

こんな親族は親が決めるので問題ないでしょう。

問題は定期的な交流のない家庭です。

コンサルタントを付けるしかないですね。自分では無理です。

第一歩は人間関係、信頼関係造りから

何事もそうですが、信頼関係造りが一番です。

私が専門にしている分野です。

同じことをやってもなぜ私が行うとスムーズ?

早い?こんな質問が多いですが 理由は簡単です。

手順が基本通りだからです。気持ちに対して

多くの方が失敗するのは逆をするからです。

人間関係で一番重要かつ一番最初が信頼関係です。

 

最後のゴールはぴたりと法律と税法状態に合わせる調整

仕事と同じです、ゴールは様々な要素をぴたりと法律と税制のルールに合わせて調整します。

これを行うには大きな人間関係の山、気持ちの整理という山

実際には関係者の円満な納得が必要です。

時間も労力、根回しも必要です。無駄な努力の積み重ねです。

令和元年11月30日

中野区新井2-2-1松本ビル2階

相続診断士・不動産コンサルタント

森本和彦

 

 

 

 

 

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