大家さん地主さんの疑問解消 不動産仲介業と不動産コンサルタント業の大きな違いと活用法
多くの地主さんや、大家さんが疑問に思うことに「不動産仲介会社と不動産コンサルタント会社があるけど自分の希望を叶えてくれるのはどちらなのだろう?」ということがあると思います。
今日は仲介業とコンサルタント業の違いと活用の仕方を詳しく実務の現場からお話しします。
不動産売買仲介業の仕事の範囲
不動産売買仲介業務の内容は、国が細かく決めています。
宅地建物取引業法などです。
一言でいえば安全に不動産売買仲介業は売りたい人と買いたいを仲立ちして契約を成立させることです。
具体的には
媒介契約、重要事項説明、契約書作成などです。
不動産仲介業務に必要な資格
現場実務上は2つの免許が必要です。
一つは会社として各都道府県知事の宅地建物取引業免許、もう一つは宅地建物取引士の免許です。
不動産コンサルタントの仕事の範囲
一言でいえば不動産・建設・関係者調整に関し希望実現・問題解決したいというお客様に具体的ノウハウ提供と専門業務代行が仕事です。
お客様の希望で圧倒的に多いのは不動産コンサルタント業務
お客様の相談をお聞きしていると、問題解決や希望実現について圧倒的に多いのは、不動産コンサルタントのほうです。
不動産コンサルタントの活用法
不動産や建設関係での希望があれば、希望実現や問題解決の現実的な対処法が分からない、自分では無理だと思ったら不動産コンサルタントに依頼すればよいです。
不動産コンサルタントの報酬
不動産コンサルタントの報酬の計算の仕方は、大きく2つあります。
一つは人件費や経費+ノウハウ料
ベテラン社員の年収(退職金込み)を年間休日を差し引いた実働日数で割れば一日当たりが出てきます。
おおよそ一日あたり10万円以上でしょう。
もう一つは成功報酬
もう一つは成功報酬です。
成功したらいくらの報酬と最初に決めて行う方法です。
この場合は意外と高額となります。
難易度と成功までの期間によると思います。
短期間で簡単な内容なら数十万程度、数か月以上や難易度が高い場合は数百万の経費が掛かりますのでこれに成功率をかけて計算します。
過去の不動産コンサルタント依頼案件の例 一部
コンサルタント依頼のお客様の共通点は希実現したい希望や解決したい問題があったこと。
底地の整理をしたい
安全で快適な希望の自宅を建てたい
家賃の未入金・入居者の問題を解決したい
将来の建て替えまで想定した店舗募集をしたい
家賃を値上げしたい
家賃の値上げを防止したい
中古ビルを外部も内部も全面リフォームしたい
不動産売却で必要な私道の通行掘削承諾書を取得してほしい
希望の自宅マンションを探してほしい
令和2年3月28日
不動産コンサルタント
森本和彦