初心者の方でも⑤分でわかる相続ルール 中野杉並円満相続相談室
相続について様々な本やセミナーが行われていますが、基本からきちんと説明されていないためわかりにくいですね。
初心者の方にも⑤分で無理なく理解できるように基本からお話しします。
相続なぜわかりにくい?
基本から説明しないからです。
相続制度の根本
相続制度は、国が作ったものです。しかしわかりにくいのは一人で作れば全体がきちんと整合性が整います。
しかし、国の中も複数の部署があり別の目的で動いています。
このため全体の整合性がないためわかりにくいのです。
相続についての国の決まり
権利については、民法
国が国問から税金を取ることは、相続税法
国が国民を管理することは、戸籍法等
権利法と税法は分けて考えるとわかりやすい
権利法と税法は全く別の目的でできています。重要ポイントが異なります。ごちゃまぜに考えるからわかりにくくなります。
順番も決まっています先に権利法です。
権利事実に対して税法がかかります。
国から見た相続制度と重要ポイント
民法は相続財産の新所有者を決めることが目的
相続関係者で円満に行けば、国は関知せず、訴えがあった時だけ対応する。裁判制度
相続税法は税金を公平に集金することが目的
公平に税金が集金できていれば問題なし
しかし意図的に税金が少なくなれば、強制力行使
民法は相続人どうし民間人同士
円満に分割できれば、原則国は関知せず
相続関係政治的な配慮
日本国は国民の代表である政治家に決定権があります。
このため相続の権利関係も税制でも様々な有権者への配慮があります。国民感情への配慮です。
これが残された相続人の方の最低限の生活保障です。
相続は法律の範囲内で、自分で努力が必要
日本国は、法律の範囲で自由です、反対に自分で努力しないと権利は行使できません。
円満有利節税などの努力には専門知識や事前準備が必要
しかし有利になるには専門知識と、事前準備が必要です。
令和2年1月19日
中野区新井2-2-1松本ビル2階
中野杉並円満相続相談室
相続診断士・賃貸不動産経営管理士
森本和彦