会社経営者の後継対策
仕事がら多くの会社経営者の方とお会いしますが、後継についてまた税金や株式買い取りについて話題が出ます。
今回は会社経営者の後継対策と財産分割についてお話しします。
難しいのは会社後継と家族の財産分割の両立
相続会社後継が難しいのは、3つのポイントをバランスよく両立させなければいけないからです。
民法相続のルール
すべての財産を相続人に相続分での原則
会社の株式も不動産も分割が原則です
民法ルールでは現実性がない
会社分割したら、継続が難しい廃業して売却しないと現実的には分割でいない。
相続人が全員株主で全員社長になりたかったらどうか?
会社は運営つまり経営できてこそ財産です。
このためには社員、取引銀行、取引先との関係や毎年利益を上げ続けるリーダーシップが必要です。
民法相続原則ルール 不動産も分割
不動産は自宅も土地もアパートマンションも相続人で分割が民法の相続分割の基本ルールです。
不動産活用・管理・売却も大変所有者全員の合意 共有状態
相続で大問題は、共同所有状態です。共有問題です。
方針決定も全員の協議が必要、かつ全員の合意が必要です。
全員集まって協議開催も大変、合意形成も大変。
多くの場合放置 相続2回で共同所有者がどんどん増える。
もうお手上げ。
会社も一人、不動産も一人が良い
誤解が多い相続後継対策
相続ルールと現実性との調整が相続対策・後継対策です。
つまり所有者さんの普通の気持ちを普通にすることが相続後継対策です。
総合相談会開催
相続後継対策には様々な手法があります。総合相談会を行っています。ご希望の方は事前に予約ください。
令和元年11月9日
中野区新井2-2-1松本ビル2階
相続診断士・不動産コンサルタント
森本和彦