中野YouTube不動産賃貸経営教室第9回 申し込受付時の対応・審査
相続と不動産コンサルタントの森本です。いつものように現場で実際に行っていることをもとに解説していきたいと思います。
今回のテーマは賃貸申し込み受付時の対応及び審査についてです。
賃貸経営成功ポイントの復習
さて今回のテーマの本題に入る前に簡単に前回までの復習を行っていきましょう。
賃貸経営の成功とはどんな状態でしたか？2つありましたね。
優良入居者さん、長期満室でしたね。このために申し込み受付時にどうしたらいいでしょうか？
賃貸契約申し込みまでの流れの復習 10段階
もう一つの復習です。現在の申し込み受付は賃貸経営のどの段階でしょうか？
全体像を復習してみましょう。
賃貸物件準備修理・リフォーム
賃貸物件調査
賃貸募集条件決定
賃貸募集開始
反応状況確認
募集条件の変更
内見予約
内見
申し込み
申し込み時の対応は大変重要 トラブルの原因にも
賃貸募集の時申し込みが入ると多くの方はすぐに契約だと思うかもしれません。
また一方で大家さんにとって希望しない内容かもしれません。
この時注意は、対応が遅れたりあいまいだとトラブルの原因になります。
申し込み受付時の対応
いよいよ今回の本題です。申し込み時の対応です。
まずは貸主さんへ報告です。一安心されるでしょう。
申込者にスケジュールの説明、確認（申込者の方にも予定があるので）
申込者も大家さんもにもまず安心していただくことが重要です。
ここからは短時間で大家さんと内容確認です。
申し込み受付対象かどうか？（大家さんの希望条件かどうか？）
申し込み内容の確認（大家さんの希望かどうか）
申し込みの際に前提条件が付いていないか
申込者が誤解していないかどうか？
勤務先や年収確認
申し込みに問題がないと判断した場合は審査へ
審査は大きく2つです。
保証会社の審査
貸主さんの審査
もちろん最終判断は大家さんの総合判断です。
審査は短期間に断る場合は早めに
大家さんの最終判断で契約の方向へ
大家さんの審査合格で契約前の最終段階に入ります。
審査合格後の最終確認から契約は次回以降にお話しします。
令和3年5月2７日
相続・不動産コンサルタント
森本和彦
