中野区杉並区相続準備で難しいのは後継問題との関係
中野区杉並区は住宅地だけでなく多くの会社もあります。事件で有名になった○○21などもあります。今日は相続の中でも会社の後継者問題についてお話ししてみましょう。
相続とは本来後継問題だった
戦前は単独相続です。これは事業を守るという意味合いが強かったからです。
戦後の民法は事業継続が難しくなった
戦後の民法は、公平分割が原則となり事業の継続が難しくなりました。
相続には準備が必要
会社経営の場合は、相続が突然発生すると倒産の危機が生じます。
事前に準備が必要です。
理想的には10年くらいはあったほうがいいと思います。
社長は2人3人とはいかない
どの会社でも社長が2人いる会社は少ないでしょう。
ほとんどないでしょう。
しかし子供が2人、3人ということは珍しくないでしょう。
財産が会社の株が大半が危険
相続でもめるのは配分です。
配分しにくい不動産、会社の株式が一番大変です。
法定相続通り分けるのは難しい
不動産や会社の株式は、法定相続通り分割すると機能しなくなることがよくあります。
円満な引継ぎ
後継者と他の子供等の全員の理解が必要です。
同族企業の場合相続人が株主でもある場合が多く相続問題で争いとなれば、即会社運営でも問題が発生します。
元気なうちに準備が必要
元気なうちに引退の準備が必要になってきます。
様々な状況を事前に検討
事前に様々な状況を想定して検討しておくことが大切です。
金融機関や、お客様、従業員との関係や議決権の集中のための贈与や買い取り資金などです。不動産と会社の関係等です。
不動産の分割は事前の境界確定測量が必要です。
不動産の分割は簡単にできません。
敷地の真ん中に建物がある場合は、建物の建て直し移動も検討しなければなりません。
徐々に引退していくのが理想的です。
今年は天皇交代のとしです。
事前に準備されスムーズなバトンタッチになるでしょう。
新天皇を見守る期間もあるでしょう。
勉強する機会を定期的に作っていきましょう
生前対策は差し迫った問題でないため、後回しになりがちです。
一番スムーズなのは定期的に勉強会する機会を持つことです。
平成31年4月25日
中野区新井2-2-1松本ビル2階
不動産コンサルタント
森本和彦