中野区杉並区生前に相続対策の資産整理共有整理親の気持ちの変化
相続対策は長年人気の高いテーマです。
しかし長年相続するこども側のテーマでした。
今この流れが変化してきました。
中野区のお住まいの６０代７０代８０代の方とお話ししていると大きな意識の変化を感じます。
生前に自分の代で整理したいと親の意識の変化です。
今日は親側の意識についてお話ししてみたいと思います。
残される子供は相続の心配
残される子供は相続税や相続をめぐる人間関係、権利関係が心配です。
兄弟間でも子供の時のようにはいきません。
親族間ほど意見調整は大変です。
相続問題は親の元気なうちにが成功の最大のポイント
相続での遺産分割は本人が不在となるととりまとめ役がいなくなります。
親の世代であれば自分の一存で決定できます。
また自分の希望であれば子供たちも円満に納得するでしょう。
相続分割で最大の障害は不動産
相続の分割問題で相続人から一番喜ばれるのは、現金です。
逆に一番嫌がられるのは、不良不動産です。
問題は解決していない不動産です。
不動産の整理には時間がかかる 測量
相続分割等と深く関係するのは、不動産の整理です。
不動産を分割するには、隣接地の所有者による境界の承諾つきの確定測量が必要です。
最低４か月くらいはかかります。
不動産の整理には時間がかかる 古い賃貸物件問題
古い賃貸物件は、相続するほうも大変です。
賃貸物件 アパートマンションも永遠に優良物件ではありません。
建設当時は満室で優良物件でも、古くなれば建物も老朽化し
空室も増えて不良物件化します。
このまま相続しても、引き継ぐ子供は大変です。
円満に建て替えするにも時間がかかります。
相続より怖い親の認知症
近年医療の進歩で高齢化時代になりました。
これにつれて認知症の発生も増えています。
今や３人に１人が認知症の疑いがあるとの調査も出ています。
認知症になれば、不動産の売却も、賃貸物件の建設等もできなくなります。
そこで対策としてできたのは、民事信託です。
一般に家族信託といわれるものです。
高齢の親にとっても子供にとっても事前に整理し心配なく充実した生活
親にとっても、子供にとっても相続は、大変です。
急におこなうといろいろ問題が出ます。
特に会社経営では準備期間も必要でしょう。
不動産管理運営も後継者に準備期間が必要です
どんな仕事でも準備期間があれば成功する確率が高まります。
不動産も同様です。
賃貸事情も人口増時代と異なり簡単ではない
賃貸・分譲とも近年２極分化が進んでいます。
今分譲マンションは昨年分譲価格のピークを打ち今年下落に転じたといわれています。
しかし下落しているのは駅から７分以上の駅から遠い物件です。
つまり人気に大きな差が出ています。
賃貸も駅徒歩１０本以上は今後厳しい状況が予想される
駅に近い物件への人気の集中は今後ますます大きくなるでしょう。
家族のライフスタイルの変化です。
家族の少人数化
共働き世帯の増加
朝の戦争状態
テーマは便利・時短です。
賃貸物件の入居者さんは若者から中高年へ変化
いま賃貸物件の入居者さんは、中高年が増え、若者が減っています。
不動産整理・不動産管理相談会
古くなった不動産のリフォームや、建て替え、共有の権利関係の整理など
不動産の有効利用にはたくさんのテーマがありますが、
有効利用は相続対策になるのでマンション建てましょう・アパート建てましょうが多く、
本当の現実問題に対応していません。
こんな問題に対応する相談会を予約制で行っています。
希望の方は電話かメールで連絡してください。
平成31年3月12日
中野区新井２－２－１松本ビル２階
不動産コンサルタント
森本和彦
電話０３－５９４２－７４０９
メールmorimoto@glory-house.co.jp
