不動産売却はタイミングが最重要タイミング判断は専門知識と経験
タイミングで記憶に残るのは過去の数々のショックです。古くはバブルの崩壊、ITバブルの崩壊、リーマンショック、関東大震災、１０年サイクルで様々なショックが訪れます。
売却契約後の電車のホームで経験したことのない巨大な揺れ
一番聞くに残るのは関東大震災です。東京に激震が走りました。
この日私は都内の高級住宅地の一戸建ての売買契約が終了し、電車で帰ろうとホームに上がってきたときでした。
突然経験したことのない、すさまじい揺れ、これはまずいその瞬間
電車のホームを駆け下りタクシーに飛び乗っていました。この間約一分、長く感じました。
揺れるタクシーから見える光景は何？みんな人が建物の外
揺れるタクシーから見える光景は不思議な風景でした。建物の外にみんな出てきています。
タクシー信じられない揺れ、実は道路が揺れていたのでした。
電車は読み通りすぐ運休、タクシー乗り場は長蛇の列
揺れの瞬間ホームをすぐに駆け下りタクシー乗り場は正解でした。
この判断が遅れていたら、会社に戻れなかったでしょう。
不動産取引は日常生活感覚や一般常識では役に立たない世界
不動産取引の判断は常に自然体で何でもありの考えでなければ
判断を間違います。
常識にも日常の生活感覚も疑ってかかる姿勢が重要です。
専門知識や実践経験がなければ、判断は難しい
不動産取引を自己流で間違った判断を行う方がいます。
メール世代の方に多いようです。
しかし不動産取引をきちんと理解してから行うのは、問題ありませんが自分の少ない知識や、インターネットの無料の広告的な情報や少ない経験で判断するのは大変危険です。
無免許で自動車の運転をするようなものです。交通事故を起こした後後悔しても取り返しがつきません。
関東大震災後契約の解約の相談
実際に今回の関東大震災が発生してからは、不動産取引はぴたりと止まりました。
人気の港区、目黒区などでも外国人の方は日本を離れました。
今回の関東大震災は単なる自身ではなく東京電力のトップが
金もうけのために原子力発電所の爆発を容認していたのです。
信じられない判断です。
このために日本がなくなるかもしれない危機でした。
運悪く政権も初心者
危機の時は、訓練を受けた人の活躍です。優秀な官僚や実行部隊の協力を得られるトップが必要でしたが、政権交代しパフォーマンス政権で人望が全くありませんでいた。
福島原発の爆発、日本沈没の危機を救った英雄吉田所長たち
このとき命を懸けて日本を守っていただいいた英雄が福島原発の当時の総責任者の吉田所長です。
ど素人の首相官邸の相手をしながら、自分の保身ばかりに全力を費やす東京電力のトップからの邪魔をされながら、極限の世界で正しい判断を次々実行されたことは、頭の下がる思いです。
いつショックが来るかわからない高値圏の不動産市場
ショックは突然やってきます。
バブル崩壊の前夜保有資産の大半を急いで売っていた天才不動産屋
バブル崩壊の前も高値圏でした。急激な上昇が続いていました。
多くの人が喜びに浸っていたころプロの不動産屋さんはひたすら売却に走っていました。
とにかく売れるうちにすべて売却しよう。
やっと売り終わった。よかったとホッとしたがまだ値上がりしていますおかしいな、読みが外れたかな？
その２年後バブル崩壊は始まりました。
リーマンショック前夜
リーマンショック前不動産のプロ売り主は、事前対策に奔走していました。
バブルの崩壊、ITバブルの崩壊など数々のショックを経験していたからです。
ショック前とショック後の売却は天国と地獄
短期有利売却とはショックを避ける
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不動産コンサルタント
森本和彦
