不動産有効活用に基本 不動産整理関係者調整業務は労力を惜しむと失敗する
不動産業務を単純な事務的な仕事と誤解されている方も多いのが現実です。
しかし本当の不動産業務は、人間対人間の答えのない世界です。
３０年近く不動産業務の中で多くの関係者と接して感じます。
時間と労力費用を惜しむと失敗する確率が非常に高まってくるのが、不動産調整業務です。
再開発なぜ進まない？
関係者の理解が進まないからです。
もともと多くの意見が異なる方の合意を見ることは難しいものです。
今統一地方選挙
候補者の意見は全員異なります。
議会で意見が一致することは簡単ではありません。
最後は多数決で行うしかないのが現実です。
不動産業務は全員合意しないと実行できない
民間の不動産業務は、全員の意見の一致がなければできません。
関係者の事情は全員異なるが普通
関係者調整で大変なのは、関係者の事情は全員異なるのが普通だからです。
関係者との聞き取りから案を作成するのが不動産コンサルタントの仕事
関係者との面談聞き取りを通じて、具体案を作成するのが不動産コンサルタントとの仕事です。
関係者は不動産関連業務を正しく理解しているわけではない
関係者は、不動産関連の業務の内容について正しく理解しているわけではありません。
不動産関連業務に内容について正しく説明も不動産コンサルタントの仕事
一般の方と関係者との通訳といったイメージでしょうか。
わかりやすくポイントを伝え理解しやすい形にすることです。
最後は人間対人間の不思議な信頼関係で決まる
最後は人間対人間の不思議な関係で、調整が図られます。
これが不動産業務の現実です。
不動産業務は時間と労力が必要な仕事
不動産業の重要な仕事の柱である関係者調整業務は時間と労力つまり経費が掛かる仕事です。
古くからの土地建物所有者さんは不動産整理、関係者調整が重要です。
不動産は単なるものではなく、人間の活動の場です。
このため関係者との調整が必要です。
長い時代の経過とともに、状況も変化します。
このため関係者調整が必要です。
平成31年4月7日
中野区新井２－２－１松本ビル２階
不動産コンサルタント
森本和彦
