不動産コンサルタント業は説明業と実践問題解決業
不動産コンサルタント業という言葉を聞いてどんなイメージを持たれるでしょうか?講演したり、本を出版したり何か
評論家のようなイメージでしょうか?全く違いますよ。実践問題解決です。実践希望実現です。
不動産コンサルタント業との出会い
私がコンサルタントを目指したのは大学生の時でした、同級生も公認会計士、税理士、弁護士を目指す人も多く、すでに公認会計士2次試験に合格している人もいました。
私は現場が重要、理論より現場という考えでした。
お客様(プロを含む)の質問、要望に応えるには
不動産の仕事は、意外と実務法の多くを使って考えます。
電気通信事業法、建築基準法、各行政指導要綱、不動産登記法、不動産鑑定基準、各税法、借地借家法などです。
人間関係の調整が重要
不動産問題の解決には、関係者の賛成が必要です。
どんな理論も関係者の賛成が得られなければ意味がありません。しかしここで必要なのはあらゆる法律や、専門知識だけでは足りず、賛成いただく根回しと合意案を考えることです。
お客様が満足するのは、単純作業ではない
約30年不動産売買仲介、開発分譲、工事請負、管理運営を行ってきてお客様が満足するのは、総合希望実現であり、単純な作業ではありません。
問題が円満解決した時のお客様の喜びの表情が励み
一般のお客様、プロ不動産会社、他の分野の専門家の方など様々な方からの、問題解決の依頼があります。
大変ですが、円満に完了した時のお客様の表情はうれしくなるものです。
難しい不動産業務は専門知識と実践経験を積まないとできない
簡単な表面的な作業は、単純なマニュアルですできます。
しかし将来問題が発生しないような業務は、専門知識と実践経験がなければできません。
不動産会社でも専門の社員がいないことが多く外注している分野です。
役所許可もすべてが法律に書いてあるわけではない
たとえば役所許可、判断も個別判断が現場実務です。一つの要素が変わると許可が不許可になります。
許可は最後に検査があります。この検査のころを想定していない人が多いのも事実です。
経験が浅い不動産会社でも専門知識が少なくても専門コンサルタントが付けば高度なことができる
不動産会社でも、専門知識と実践系経験が豊富なコンサルタントが付けば、難しい業務ができます。このため害虫が多くなっています。
令和元年6月1日
中野区新井2-2-1松本ビル2階
不動産コンサルタント
森本和彦