ヤフーとライン生き残り戦略経営統合に学ぶ相続後継対策
今日の日経新聞一面話題は、ヤフーとラインの経営統合です。
これは、会社の相続後継対策です。会社の社長はいつも生き残りが最大の仕事です。もちろん元気なうちしかできません。
常時後継準備が一番自然
ヤフーとラインの経営統合を決定した親会社の社長は次々と後継準備をしています。
自分が現役社長として活躍し、引退を考えることなくです。
突然相続対策、後継対策が問題を起こす
相続発生直前急いで相続対策、ほとんどが相続税逃れこれは問題を起こします。
税務署も見え見えの相続税逃れを見逃さないでしょう。
形式上は合法でも意図的として否認ハイ追徴課税。
結局相続税普通に収めるより罰金額だけ高くなりました。
会社や不動産がある場合は事前準備が必要
会社の経営者や株主に場合は事前に準備が必要です。
様々な対策は、事前に準備ができていて始めてできます。
会社も不動産も事前整理が大変重要
会社の場合は、株主対策が重要です。
多くの場合株の分散で経営決定権が不安定になっています。
不動産の場合古いものは、共有だったり、借地底地だったり
境界未確定だったり財産価値が非常に低くなっています。
誰が引き継いでも円満、成功しやすい状態が相続後継成功状態
相続後継の準備は、いつ誰が後継者になっても、相続人になっても円満に混乱なく、成功する状態が理想です。
最初は基本的な相続・後継の重要ポイントの勉強
最初は何事も基本の勉強です。
重要ポイントは、どこにも書いていません。
相続後継のための会社整備、不動産整理のポイント
状況に合わせた現実的な計画が作れるか？が勝負
会社なら影響力のある社長が元気なうちなら簡単
不動産なら人間関係的な所有者さんが元気なうちなら簡単
不動産整理と会社整備で節税対策も可能状態
目的は総合今後の繁栄
賃貸マンション建設反対派の税理士さんも多い？なぜ？
節税といえば賃貸マンション建設でしょう。
しかし現実的には、賃貸マンション建設反対の考えの税理士さんがいらっしゃるのも現実です。
事前分析しないで表面的にまねるから失敗する
賃貸マンション建設は、一時的に大きく資金繰りを圧迫します。資金繰りに大きく貢献するのは無借金状態の約３０年後です。
相続税だけが問題なら賃貸マンション建設可能状態
賃貸マンション建設で成功できるための条件は
- 相続人が原則一人子供だけか相続人間で事前分割決定
- 現金が十分にあり、借金が少なくて建設できる
- 賃貸需要が強く採算的に現金ベースで利益が長期間続く
- 賃貸マンションが相続でも単独所有になる事前決定
秘密の相続・後継計画相談相手いますか？
実はこれが一番重要でしょう
会社整備、株主対策、取引先対策、金融機関対策
不動産対策
特に人間関係対策が最重要です。
関係者全員が満足する計画を秘密裏に考えないと
令和元年１１月１９日
相続診断士・不動産コンサルタント
森本和彦
