不動産業は実践的総合コンサルタント業
不動産業をしていると二つの種類があることに気が付きます。
お客様に合わせての総合相談型の不動産業とワンパターン型の単純業務型の不動産業です。
総合相談型不動産業
初心者でも希望や問題点を伝えるだけで対応策などを考えアドバイスしお客様に選択肢をわかりやすく示し、短期間で問題解決夢実現にもっていく手法です。
単一分野ワンパターン型不動産業
最初から取り扱い分野を決めていてひたすら広告を行い、自分に合うお客様を探して、あらかじめ会社が決めた会社方針に従ってお客様にパックのサービスを行うものです。
総合相談型は東京でも極めて少数
総合相談型の不動産業者は、実際にお会いしてみると極めて少数です。
会社として行っているより、個人的に行っているといった感じです。
会社としてあまり行わないのは、複数の各分野の専門知識や実践経験が必要なのと効率が悪いからです。
単一分野ワンパターン型縦割り行政のような不動産業
この方式は、今のインターネット時代に合っています。
相談相手としてお客様が求めるのは総合相談型
多くのお客様が求めるのは自分の問題解決や、自分の希望実現ができる総合相談できる不動産会社です。
一番がっかりする答えは『うちの会社では取り扱っていません』
総合相談型の不動産業の見抜き方
会ってお話しするとすぐわかります。雑談していると各分野の専門実務をよく知っていて、考え方が非常に安全で丁寧です。
調査も総合的に行っています。
総合相談型の実務
アパート投資であれば、総合相談型は、不動産から建設企画管理まで専門知識があり実践経験があります。
自宅とアパートでは設計企画が全く異なります。建築設備も異なります。また管理運営が分からないと設計企画ができません。
たとえば音問題への対応は設計段階で検討すべきことです。
令和元年7月9日
中野区新井2-2-1松本ビル2階
不動産コンサルタント・相続診断士
森本和彦