不動産を高く売るための買い主さん探しの方法
相続と不動産コンサルタントの森本です。
今回は不動産を高く売るための買い主さん探しの方法についてお話しします。
私は大学の法学部卒業後30年以上不動産の売買・建設・管理の現場にいる現場の実務家です。
Yutubeチャンネルやブログでは、不動産売買の現場の実態、失敗の落とし穴、誤解が多いところ、成功者の使っている成功法についてお話ししています。
私は東京都内全域及び近県で不動産の売却仲介、購入仲介、管理業務を行っていますので相談や依頼があれば直接連絡ください。
では早速今回の高く売りための買い主さん探しの方法についてお話しします。
売却時の買い主さん探しの具体的方法
最初に売主さんが売り出し金額、売却条件を決めます。
この内容で売り出します。
つまり広告します。
広告をすれば、一瞬で情報が1000人1万人へ伝達されます。
主に買い主さん探しの広告は、2つです。
国土交通大臣指定流通機構で不動産会社にいる買い主さん、もう一つは民間広告スーモに掲載して一人で
住宅情報誌を見て探している買い主さんを探す方法です。
具体例
売主さんの希望金額が8000万円、正しい売却査定金額（過去の成約金額）が7000万円だった場合を考えてみましょう。
最初の1か月は売主さんの希望金額8000万円で売り出します。
広告すれば、1000人1万人の買い主さんに情報が伝わります。
本気で買いたい人がいれば、購入申込書が出てきます。
購入申込書が入ってこなければ、この金額で買う買い主さんはいないことになります。
同じ金額で1か月以上続けても、買い主さんが現れることは非常に可能性が低いです。
今度は金額を値下げして再度売り出します。
7500万円で売り出すことにしましょう。もちろん
この金額は売主さんが決めます。
1か月反応を見れば買い主さんが買うかどうかわかります。本気で買うなら購入申込書が入ります。
もし何の反応もなければ、この金額では買わないということです。
今度は7100万円で売り出すことにしましょう。
今度は売り出すと2週間後に購入申込書が入りました。ただし100万円値引き条件付きの購入申込書です。
さらに購入申込書型の買い主さんから入りましたこの購入申込書は6900万円でした。200万円の値引き条件です。
高い金額の買い主さんと交渉して合意すれば売却成立です。
売主さんが実態を見て納得売却
不動産売却の成功とは、短期間に売主さんの希望が実現できることです。
納得して売却できることです。
売却現場の真実
売り出す前にはだれも正確に売れる金額は予想できないことです。
多くの買い主さんの反応が正しい真実
不動産売却の時の決定権は売主さんの売出し金額であり、これに対する買い主さんの購入決定です。
買い主さんの購入決定は一人ひとり異なります。
事前に予想はできないのです。
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令和4年2月9日
相続と不動産コンサルタント
森本和彦
