初心者向け売却全面サポート
Q:売却は何から始めたらよいですか?
回答
いくつかのポイントがあります。
まずいつお金の入金を希望するかです。(契約ではないです)
ここから逆算で具体的業務が決まっていきます。
売却内容の確定です。
不動産といっても内容があいまいです。
同じ不動産でも複数の売却内容となります。
各選択肢について準備期間や費用と効果が変わります。
売却を巡る関係者の承諾取得です。
代表的なものは土地であれば、測量や、前面道路が私道であれば私道所有者からの通行掘削承諾書です。
大きな土地の場合、測量と関係するのが役所の許可関係です。これは不動産の価値に大きな影響がありますので、慎重に調査する必要があります。
許可は各行政によって大きく異なります。また個別判断は各役所でも担当者の交代とともに変わります。また役所の本音と実際の実務は大きく異なるときもありますので注意が必要です。現実的に不可能な要求が出ることも多くあります。
建物であれば売却のための建物状況調査(宅建業法)や売却用の清掃、リフォーム、飾りつけです。これも各物件によって費用対効果が変わります。
Q:売れますか?※これが30年近く売却の現場で売り主様からの質問で一番多く出る質問です。
回答
物件に問題がなければ、売れます。調査してみればわかります。
Q:売却した際の税金は?
これもよくある質問です。これは単純にはお答えできません。売り主様の保有期間や居住用かどうかで変わります。所得税法や租税特別措置法に書いています。
長期譲渡 譲渡年の1月1日現在までの所有期間が5年を超えていたら長期譲渡所得です。
現在の税率 所得税15%住民税5%+復興税の合計税率です。
譲渡所得は 売却価格-取得原価-売却経費
取得価格が不明な場合は売却価格の5%がよく使われます。
これはその他の方法もあります。専門的計算方法ですのでここでは省略します。
居住財産の3000万円特別控除