過去の取扱い実例新年会で突然電話大型マンション下の階へ水漏れ
アパートマンションの管理業務をしていると意外と多くは工事関係も出てきます、今日は実際に中野区であった事例についてお話ししましょう。
新年会での突然の電話
今年も始まったな、直営ホテルでの新年会普段お世話になっている関係者との楽しい歓談、私は工事責任者だったので大半は発注先のの職人さんたち、たまに飲むウイスキーでほろ酔い気分
こんなとき突然携帯電話が鳴りました。私のグループのリフォーム責任者からでした。
「森ちゃん、水漏れで水道屋さんを手配したんだけど、直すのにマンションの柱壊さないというんだけどどうしよう?すぐ現場に来て?」
「そんなのだめだよ。水道屋さんに柱は触らせないで、これから現地に向かうから」
現地到着、2次被害対策
水漏れの場合は、何より重要なのは2次被害対策です。
入居者さんの気持ちです。重要なものが濡れないようにシート等をかぶせてください。移動できるものは移動してください。
現地作業中の職人さんから聞き取り
事前に私の判断は決まっていますが職人の方からの聞き取りを行います。
水漏れの原因の場所の聞き取り
説明に信用できない。今日は中止
私の判断と異なる。
他の水道屋さんへ緊急対応依頼
「どうも信用できない、○○さんにすぐ連絡とって明日水漏れ調べて」
やはり大きく異なる専門家の判断
「森本さん水漏れ箇所は予想通り違っていました。○○からでした。」
初動対応水道屋さんの請求書見てびっくり
「○○十万、なにこれ?」
「森ちゃん、どうしよう?」
「私はこの請求書、見なかったことにするから正しい請求書にして持ってきてと伝えて」
ところで正しい請求書はいくら?
「内容からしてこんなもんでしょう」
「だめなら私が直接話す」
「大丈夫自分で話す」
新しい請求書来ましたよ
「○万円」「マ―こんなもんでしょう」
私の思い「自分で確認しないでは安易に信じない」
これは不動産業界に入ってからの私の思いです。
「専門家が正しいことを言っているとは限らない」
「相手がだませないと判断すると、あきらめる」
自然体で、現場で判断する
自分の直感を信じます。
工事にはたくさんの問題が発生します。
不動産管理相談実施中
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令和元年5月14日
中野区新井2-2-1松本ビル2階
不動産コンサルタント
森本和彦